拝啓 21歳の美勇人くんへ

 

森田美勇人くん、21歳のお誕生日おめでとうございます。ハロウィンで世界中がお祭り騒ぎの1日に生まれてきてくれたおかげで、世界中にお祝いされているような幸せな気持ちになります。勝手に。

 

思えば去年の今頃、毎日のように「10代最後の年、もうすぐハタチ......」とそわそわしていたことを思い出します。どうしてなのか、「19歳」と「20歳」というたった1年の違いに、(またしても勝手に)ものすごく大きな意味をつけようとしていたのかもしれない。

もちろん成人するって、ほかの年の誕生日とは違って特別で意味のあることなんだけど、それ以上に、意味のある何か、大きな変化のようなものを求めていたのだと思います。

 

ハタチの美勇人くんの1年を振り返ると、それに相応しい「特別」な出来事がたくさんありました。

 

私の中で一番大きかったのが、美勇人くんが「Love-tune」になったことでした。安井くん、真田くん、萩谷くん、これまでいろんな場所で、いろんな形で一緒にお仕事をしてきた彼らと同じグループになり、「名前」が付きました。もともとTravis Japanとして活動していた美勇人くんを応援していたファンにとって、Love-tuneの存在が必ずしも肯定されてはいないことは分かっていましたが、それでもわたしは嬉しかった。DREAMBOYSや、少年倶楽部で彼らがみせてきたパフォーマンスを認めてもらえた結果だと思ったから。貰えた新しい名前は、美勇人くんが、安井くん、真田くん、萩谷くんと共にそこで残した爪痕そのものだと思ったから。そしてなにより美勇人くんがステージで輝くことのできる場所が増えたから。

 

ただでさえ忙しい忙しいと言われていた美勇人くんに対して「もっとステージに立って欲しい」だなんてわたしはどこまで欲深く情の無いおたくなんだと思ってしまいますが、ステージに立つ美勇人くんは、その忙しさを忘れされる完璧なパフォーマンスとキラキラの笑顔でわたしに幸せを運んでくれます。

 

美勇人くんは頭が良いから、おたくの余計な心配に「2つのグループで頑張りたい」という言葉で返してくれたし、2つのグループでやっていくことを、ほかでもないメンバーが一番に応援してくれていることも教えてくれました。高いレベルのダンスを売りにするTravis Japanで「ダンスエース」として先頭に立つ美勇人くんも、「バンド×ダンス」というパフォーマンスを売りにするLove-tuneで、ベースとダンス、ロゴや衣装デザインを任される美勇人くんも、どちらもグループの核として必要不可欠な存在であって、求められてそこにいる存在なのだと思います。

 

だからこそ、二足の草鞋で頑張るという美勇人くんに、余計な心配やつまらない憶測を働かせるより、わたしは応援、声援で返したい。

Travis Japanとしては、近藤真彦さん、タッキー&翼、嵐という大先輩のバックに選んでもらいました。今年のABC座では「ワンゼロ」という名前の役を貰い、たくさんの台詞を貰いました。 Love-tuneでは、諸星くん、顕嵐くん、長妻くんを加え7人で新たにスタートし、彼らのために作ってもらった衣装で、彼らのために作ってもらった「CALL」というオリジナル曲をDREAMBOYSや少年倶楽部で魅せてくれました。 どれもこれもグループが、美勇人くんが、選ばれ勝ち取ってきた「特別」なものです。

 

日常の、取るに足らないようなことだって「特別」に見えてしまうようなハタチの1年は、本当に幸せと楽しさに溢れた濃い1年でした。でもきっとそれはハタチでなくなってしまったら失われるものではなくって、輝き方を変えてどんどん更新されるものなのかなとも思います。10代には10代にしかない輝きがあるし、ハタチにはハタチにしかない何かがある。きっとこれから美勇人くんは21歳にしか出せない輝きを魅せてくれるのだと思います。21歳の美勇人くんの煌めきを追いかけていくのが今からとても楽しみです。

 

最後に、拝啓21歳の美勇人くんへ。

スタイルが良くて顔がとにかくカッコ良くて、時々子どもみたいに無邪気で、仕事に対して真剣で貪欲で、アイドルとしてどこまでも完璧な美勇人くんが大好きです。

キラキラ輝く笑顔をこれからもたくさんステージで見せてもらえたら嬉しいです。

たくさん夢を叶えられる一年になりますように。

ぜったいぜったいしあわせになれると信じています。

 

2016.10.31